2012年7月1日日曜日

MacOS XにJSX環境を構築する方法

セカンドマシンにJSX

これまでに,MacOS Xに様々なソフトウェアを導入する記事を書いてきましたが,すでに情報が古くなっているのと,本日のJSX推しとして,マッサラな状態からJSXを導入する方法をまとめました.ほぼそのままのインストールログをつけておきますので,参考になれば幸いです.なお,ホスト名は「sahara」,ユーザ名は「suda」です.背景が濃いグレーの箇所が実際に入力する行です.

本日インストールするソフトウェアは,

homebrew 0.9.1

git 1.7.11.1

node.js 0.8.1

npm 1.1.35

JSX 0.0.1

です.

関連ファイルのインストール

まずはXcodeをインストールします.Lionを使用している人はMac App Storeからどうぞ.LeopardやSnowLeopardの人は付属CD-ROMに入っているようです.なお,SnowLeopardまでは開発に使う基本コマンドが出荷時からインストールされていたのですが,Lionからは手動でインストールが必要です.やり方は以下のとおりです.

  • Xcodeを起動する
  • 「Xcode」メニューから「Preferences...」を開く
  • 開いたウィンドウの上部のアイコンが並んでいるところで「Downloads」をクリックする
  • 「Command Line Tools」の右にある「install」ボタンをクリックして基本コマンドをインストールする
  • それでは,homebrewをインストールします.「sahara:~ suda$」はプロンプトです.実際のコマンドはsuda$よりも後ろです.1行目はURLが長すぎて折り返して表示されていますが,1行で入力してください.途中でenterキーの押下と管理者のパスワードの入力を求められるので指示に従ってください.

    メッセージを見ると「何かインストールする前に'brew doctor'を実行すべきだ」との指示があるのでそのとおりにします.すると,以下のようにエラーが起きてしまいました.どうやら/usr/local/share/manに書き込めないことが原因のようです.sudo付きで実行すれば良いのかな?と思いましたが,指示は「以下のディレクトリにchownすべきだ」なので,どうせならchmodしちゃえ(←後々弊害の出る可能性あり)と勢いでやってしまいました.

    続いてbrewをアップデートします.併せて,インストール後にバージョンを表示させておきます.

    以上でhomebrewのインストールが完了です.続いてgitをインストールします.

    次にnode.jsをインストールします.なんと,最新版の0.8.1がインストールされます.

    make installが表示されてからはコンパイル作業を行なっているのか,マシンパワーによってはそれなりに待たされます.諦めてしばらく待ってください.続いて上記7〜9行目のメッセージに従ってnpmをインストールします.

    ドキュメント周りでエラーが出ているようですが,とりあえず無視します.

    JSXのインストール

    以上でようやくJSXのインストールまでこぎつけました.インストール手順としては,github上のリポジトリの取得→セットアップ→PATHの設定です.環境が整っていればすぐに終わります.

    ブログ上でnpmのモジュールツリーが化けていますが,画面上ではきちんと表示されているはずです.後は~/JSX/binにPATHを通すなり,PATHの通っているディレクトリにjsxのシンボリックリンクを作成してください.通常は~/binにPATHが通っているのですが,Lionではそもそも~/binが存在しなかったので/usr/local/binにシンボリックリンクを作成する例を示します.※場当たり的対応なので,~/binを作成してPATHを通した上で,~/binにjsxのシンボリックリンクを作成することを勧めます.

    うまく設定できていれば,2行目のようにディレクトリ名を付けずに実行できます.

    それでは,MacでJSXを楽しんでください.

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