JSXの基本的な文法
JSXはJavaに近い書式です.また,詳しくは知りませんがActionScriptにも近いようです.とは言え,新しい言語と出会った際にやってみる「配列に値を代入して,表示してみる」という簡単なプログラムを作ろうとしても,細かい文法の違いで苦労しました.と言うわけで配列に関する基本的な文法についてメモしておこうと思います.
配列の初期化
最初は,こんな簡単なことでも迷ってしまったので書いておきます.簡単なのは直接値を代入する場合で,以下のプログラムの2行目のように書きます.他の言語のように,「まずは配列を宣言して・・・」と考える場合は同5行目のように書きます.
配列の要素数
配列の要素数ですが,固定ではなく可変のようです.配列の要素数を得るには6, 7, 12行目のようにlengthを使います.配列に追加したい場合は10行目のようにpushメソッドが使えますし,配列同士を結合したい場合は15行目のようにconcatメソッドが使えます.
逆に,配列の要素を減らしたければpopメソッドやshiftメソッドがあります.
配列の内容表示とループ
すでに上のプログラムで用いているように,logメソッドで表示します.全要素の表示は31行目のように単純にtoStringメソッドを用いれば良いのですが,併せて配列の要素数分だけ繰り返すための書式も紹介しておきます.
上記のプログラムを全て一つのファイルにまとめて,以下のように実行できます.今回は仮にarray.jsxというファイル名をつけたものとします.ソースコードをgithubのこちらに置いておきます.
jsx --run array.jsx
だんだんと基本的な書式が分かってきましたが,まだまだ足りないところがあるので,続く予定です.今回はこの辺りで失礼します.
追記
空の配列の作成方法その3を追加しました(2012/6/14)
githubにファイルを置き,リンクを追加しました(2012/6/14)
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